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Mail Magazine  Vol.06  2003.8.9

         
    かいじゅう版  松阪市議会通信 6号 

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            発行者 松阪市議会議員 海住恒幸
            http://www.kaiju-matsusaka.com/

巻頭言 暑さと街との関係

台風が去っていきました。
涼しい7月から一転、猛烈な暑さが列島を覆っています。
最近の暑さは、「覆う」という表記がぴったりであるよう
にさえ思えます。
身近な田んぼの風景が大型商業施設の大駐車場となり、天
然のクーラーだった田んぼの代わりに、舗装による照り返
し、車からの放出熱、排気ガスの放出で一気に気温を上昇
させているような気がします。暑いからまたエアコンとい
う悪循環の中にあります。
20年ほど昔、東京で学生生活を送りました。夕方でも、
体にまとわりつくもあっとした熱い空気(ヒートアイラン
ド現象)に、ある種の「東京らしさ」を感じたものです。
ヒートアイランドな感じは、まだ当時の松阪にはなかった
からではないでしょうか。
アスファルトやコンクリートによる過剰な舗装に対し、以
前より疑念をいだいています。
そんなことを思いながら、夕方、山と茶畑、櫛田川の間に
里のある松阪の隣接町、飯南町に行きました。市街地のム
ーッとした空気感とは違い、清涼感が蒸した体の皮膚を包
み、夏の夕暮れの心地よさでいっぱいになりました。
そこで、まちづくりのことと結びつけたいと思います。
行政はあまり気に掛けないようですが、道路幅を広げた際
、道路脇にあった木々を倒し、無機質なガードレールが取
り付け、愛着ある風景が変わり果ててしまうようなケース。
伴って、広めの舗装された駐車場を持つ郊外型店が出店し、
道路と駐車場の舗装が連続し、照り返し部分がさらに拡大
する。
このような周辺環境の変化が後を絶たないと思うのです。
これらは、「適正スケール(規模)・適正スピード」を超
えた、自動車対応の「街造り」ばかり進めた結果招いた構
造変化であると思います。公共事業その他をスローな速度
戻す
ことによって回復する価値はあるはずです。

        mail to: kaiju_t@yahoo.co.jp

index
◇ 市議会通信、月1回発行
◇ ホームページ再構築
◇ 研修(議員の本分は勉強)
◇ 編集後記

● ‥‥‥かいじゅう版市議会通信、月1回発行‥‥‥●
6月議会の終了後、メールマガジンの発行が中断してしま
い、ご免なさい。
でも、手づくり印刷版の市議会通信は創刊の6月10日以
来、7月号まで、第2号まで出しています。6月はB4、
8ページでしたが、6月議会でわたしがおこなった一般質
問を全文(答弁は要旨)掲載した7月号は12ページとな
りました。毎回2000部印刷し、手配りしています。
8月は、臨時号といたしまして、5月〜6月に開かれた議
会と、7月におこなった勉強の成果をもとに、かいじゅう
版議会改革への提言を特集したいと思います。

● ‥‥‥ホームページ再構築中、お楽しみに‥‥‥●
◇◆手づくりの市議会通信の長所であり、弱点でもあるの
は、手配りである点。そこで、ホームページに通信をまる
ごと掲載していくことにしました。
◇◆また、メールマガジンは、一般質問の原稿(9000
字)ぐらいになると大きすぎますね。そこで、メールマガ
ジンではコンパクトに紹介だけさせていただいて、詳細な
中身はホームページで見ていただくという役割分担をした
いと思います。
◇◆元新聞記者で、元・さすらいのジャーナリストであっ
たわたしは、カメラを片手にどこの国に行っても路地裏を
かき分けて入っていく習慣がありました(そんな風に撮っ
た「旅のスケッチ」ものがたくさんあります)。その反動
からか、1996年以降は、もっぱら日本の「失われつつ
ある風景」が何よりも好きで、機会あれば撮りまくるとい
うかたちに変わっています。そんな写真を載せていくコー
ナーも開設します。

● ‥‥‥議員の本分はまず勉強。夏季研修中‥‥‥●

◇◆四日市大学公開講座「地方議会論」◆◇
7月15日〜18日までの4日間、四日市大学で開講され
た「地方議会論」(竹下譲・同大学総合政策学部長)を受
講してきました。学生(社会人学生中心)、市民、議員が
討論しながら地方議会のあり方を考えていこうというユニ
ークな内容で、朝10時から午後3時までの授業が短すぎ
ると思うぐらい充実した中身でした。
議員関係では、桑名、四日市、津、鳥羽の市議会議員、北
勢地方の県会議員・町会議員、元東京都議会議員の約30
人の参加があり、松阪からはわたし以外にもう1人参加が
ありました。
各回のテーマは、「地方議員とは」(15日)、「地方議
員の選挙」(16日)、「地方議会とは」(17日)、「
地方議会と住民の関係」(18日)。英国の議会制度に詳
しく、北川正恭・前知事にマニフェストを進言したという
竹下教授が、毎回、パワーポイントを使って論点を提供、
市民、学生、議員に議論を振り分けていました。

◇ ◆自治体議会政策学会・第?期自治政策講座◆◇
7月26日〜28日の3日間、東京で開催されました。地
元・東京都の区議・市議、北海道から四国までの都府県の
市議、町議、県議ら約50人(三重県からは上野市の女性
市議も1人参加)と3日間にわたり、以下の講座を受講、
討論し、今後の自治、議会のあり方について情報交換をす
る内容でした。
 
 26日
 午後1時20分  開会挨拶(竹下譲・自治体議会政策
学会会長、四日市大学総合政策学部長)
 午後1時30分 講演「自治体改革はできるか」(松下
圭一・法政大学名誉教授)
 午後3時30分 講座1「自治体議会と首長・執行部
(青山侑・前東京都副知事)
 午後6時 交流会
 
 27日
 午前9時 講座2「住民主権の動きー自治基本条例・情報
公開など」(日高昭夫・山梨学院大学教授)
 午前11時 講座3「自治体財政の仕組みと自治体経営」
(星野泉・明治大学教授)
 午後1時30分 講座4オープンディスカッション「市町
村合併」(ファシリテーター・竹下譲)
 午後3時 講座5「自治体の政策評価とマニフェスト」
                       (竹下譲)
28日
午前10時 講座6「景観・環境問題と参加型社会づくり
      (進士五十八・東京農業大学学長)
 午後1時 講座7「分権と市町村・都道府県の役割と課題」
(後藤仁・神奈川大学教授)
 午後3時 閉会 


◎ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥編集後記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥◎
わたしが議員になったのは5月1日付。臨時議会と定例会の続
いた5、6月に対し、7,8月は議会日程としては何もない月
です。そこで、あわただしく過ぎていった5、6月を振り返り、
足りなかったところを補う月にしようと、機会をとらえて、勉
強会に参加しました。政界で勉強会と言うとうさんくさそうで
すが、どうか、誤解なきよう。
全国各地から自発的に集まってくる人たちが中心で、ここ
に集った人たちとネットワークをつくっていくことで、地方議
会を変えていく芽をひろっていけると思いました。

 

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