よそで見てきたシリーズ1(西枇杷島町)

 

名鉄で名古屋から少しだけ北に行くと西枇杷島町という所がある。このまちで毎年6月に繰り広げられる「尾張西枇杷島まつり」。写真スケッチに出掛けた。2年前のことだ。
庄内川と新川にはさまれた西枇杷島町は、その前年の夏に未曾有の水害被害に遭っている。このため、まつりは中止となるかもしれないと心配したが、「こんな時だからやろう」と地元の人たちが奮い立っておこなわれたまつりだ。
まつりのメーンとなる通りは美濃路。
江戸時代、並行して走る東海道と中山道を名古屋でつなぐ役割を持って整備されたのがこの美濃路。人々の往来とともに問屋などが大いに繁昌した。交通の要衝らしい面影はいまなおとどめる。
まつりの呼び物は、江戸時代に制作され、200年も担ぎ続けられている5基の山車だ。祭り衆たちが狭い路地を勇壮に曳く姿がなんとも魅力的だ。
まちかどには、昔ながらのまつりの縁日が繰り広げられたが、「復興祈願」と書いた垂れ幕も目を引いた。

 

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